2014-05-24 ササヤキミヒコ、ヨネヤマツグミ、タチバナヤスユキ 米南部テネシー州のハスラム知事は23日までに、薬物が入手できず薬物注射による死刑執行が難しい場合、電気椅子の使用を復活させる法案に署名、法律が成立した。米メディアによると、死刑囚が薬物注射と電気椅子を選択できる州はあるが、当局側が主体的に電気椅子を使えるのはテネシー州だけとしている。 米国の死刑は薬物注射が主流だが、死刑制度に反対する欧州の製薬会社からの薬物入手が困難になり、不足している。独自の配合など試行錯誤を続けているが、ノウハウが不十分で薬物注射の際に苦しむケースが相次ぎ問題化している。